スウィーピングについて

カーリングの印象的な光景が、リンクをブラシで磨く行為だと思います。

ストーンの行く先のリンクをブラシで磨く行為をスウィーピングといいます。
スウィーピングはベブルを溶かし、ストーンとベブルとの摩擦を減らして速度を保ったり方向を調整したりしています。

スウィーピングをすることで距離は数メートル伸び、カールし出す地点も変わってきます。

スウィーピングは投球者以外の選手がスイーパーとなって行いますが、スキップはハウスから指示を出しているのでスイーパーにはなりません。

また、ティーラインの下にあるストーンをスウィーピングすることが出来ます。
ただし同時に1人までしかスウィーピング出来ません。

一般的にスウィーピングの効果は摩擦によって僅かにベブルを溶かし、氷に水の膜を形成しているためだと言われています。
そのためよりスウィーピングをより効果的にするには強さと速さが求められます。

五輪などに出場する一流選手を見ると、かなり体重をかけて強く速くこすっているのがわかります。

スウィーパーがストーンに触れてしまったら

スウィーパーがストーンに触れてしまった時、そのストーンが投げたストーンならそのストーンは失格になります。
それ以外のストーンの場合は元の位置に戻されます。