マナー

カーリングは技量と伝統のスポーツです。

元来ゴルフと同様に審判員が存在しないセルフジャッジのスポーツのため、ゲームの目的である競技者の技量を競うことと同等以上に、フェアープレー精神が欠かせない要素となっています。

フェアーでない勝ちよりも、むしろ負けることを選ぶのが真のカーラーとされ、スポーツマンシップと高潔な態度、相手チームへの思いやりが求められます。

主に気をつけたいカーリングのマナーは以下のようなものがあります。

  • ストーンに触れてしまったなど、例え誰にも気付かれなくとも何らかのミスを犯した時は速やかに自己申告します。
  • 相手のプレーを妨げるような行為は許されません。相手の投球時など、無闇に動いたり音をたてたりしないようにします。ゴルフのスイングと同じですね。
  • ゲームの途中でも勝ち目が無いと判断した時は潔く負けを認めてギブアップします。
  • 相手のミスを喜んだり、そういった態度を示すことはしてはいけません。
  • カーリングリンクは手間をかけてベブルが作られ、その状態によってショットの軌道に非常に影響します。故意に傷をつけたり、ストーンを投げた後に手をついたりしてはいけません。
  • 時間制限が設けられていない試合でも、投球時に作戦を練ったりするのに時間をかけ過ぎてはいけません。
  • 勝ったチームがシートの掃除をします。