カーリングとは

カーリングとは4人づつ2チームで行われるウィンタースポーツです。

それぞれのチームが交互に、ストーンと呼ばれる取っ手の付いた石を目標の円に目掛けて滑らせ、より円の中心にストーンを寄せたチームに得点が入ります。
10エンドまでの得点の合計で勝敗が決まります。

高度な戦略が必要で、氷上のチェスとも呼ばれています。

トリノオリンピックでカーリング日本女子代表チームが、強豪を次々と打ち破り、七位入賞という快挙を成し遂げたことで日本でも俄然注目が集まり始めました。

カーリングの歴史

発祥は15世紀のスコットランドと云われています。
カーリングという名が歴史に初めて登場するのが16世紀で、19世紀頃まではスコットランドで盛んに行われていました。

それがカナダで発展し、現在のカーリングのルールが確立され、アメリカ、スイス、スウェーデンへと広まりました。

現在では日本を含めて世界各国で広く行われており、1998年の長野オリンピック以降は冬季オリンピックの正式種目として採用されています。

日本のカーリング

日本では1981年に日本初のカーリング協会である北海道カーリング協会が設立されたばかりで、歴史は浅く、国内の認知度はまだまだ低いです。

しかし、近年では女子カーリングが2006年のトリノオリンピックで七位入賞、2010年のバンクーバーオリンピックでも八位入賞という快挙。

国内では競技可能な施設も少なく、まだまだ環境が整っているとは言い難いですが、日本が世界で戦える新たな得意種目としての期待が高まっています。